
町の真ん中を流れる加茂川や商店街の雁木、
水路にかかる水車、細い路地に入るとたくさん見かけられる蔵が、
京都のまちなみを思わせることから、加茂市は「北越の小京都」とも呼ばれています。
【加茂山公園(かもやまこうえん)】
加茂駅からもほど近い、市街地に隣接した公園。
ユキツバキやサクラが山を彩る春だけでなく、青海神社(後述)を中心に、雪椿園、神池、野外ステージ、市民体育館、彫刻の森などが広がる市民憩いの場、ローラー式すべり台やリス園も人気。
<リス園>
かわいいシマリスを間近に観察できるリス園。
通常であれば、園内を縦横無尽に走り回るリスたちに、手のひらから直接餌やりの体験などもできたのだが、2020年は新型ウイルス感染症拡大防止の観点から放し飼いは中止されている。
でも、細かい網目のケージの中にいるリスたちのかわいさに変わりはなし!
感染症の早期終息を願いつつ、リスたちに会いに行こう。
※取材時は、入園時に検温を行なっていました。
リス園の入口門近くには、
全長150メートル、高低差32メートルのローラー式すべり台もあり、
休日には親子の行列ができることも。
Information | |
加茂山公園(かもやまこうえん・リス園) | |
住所 | 加茂市加茂228 |
電話番号 | 0256-52-0080(加茂市役所建設課) |
営業時間 | 10:00〜16:00(6〜8月は17:00まで) |
休み | リス園:月曜休園(祝日の場合は翌日休。11月下旬〜翌年4月上旬は、リス冬眠のため休園) |
【青海神社(あおみじんじゃ)】
創建は神亀3年(西暦726年)とされる由緒ある神社。
拝殿に続く長い階段は神聖な雰囲気で、一段登るたびに心が洗われていくよう。
拝殿奥には京都の上賀茂神社と下鴨神社の神様が祀られていて、子授け・安産をはじめ、さまざまなご利益を授かるパワースポットとしても人気。
Information | |
青海神社(あおみじんじゃ) | |
住所 | 加茂市大字加茂229 |
電話番号 | 0256-52-0671 |
営業時間 | 9:00~16:00(祈祷時間) |
休み | 無休 |
駐車場 | 共有駐車場あり |
【AMEYA AISU(アメヤアイス)】
隣接する1897年創業の老舗・青木飴屋の5代目が営むアイス屋さん。
その店主が復活させたかつての人気商品・アズキアイスをメインに、常時8種類のアイスやジェラート、ソルベ(シャーベット)などを提供。
中でも、季節のフルーツを用いたシャーベットは超なめらかな口当たり。
「空気に触れさせず、氷結晶ができないようにしているから、口当たりがザラザラしないんです」と店主。
後味はさっぱりさわやか。
Information | |
AMEYA AISU(アメヤ アイス) | |
住所 | 加茂市仲町3-5 |
電話番号 | 0256-64-8797 |
営業時間 | 11:00~19:00(日は~17:00。土は「NIGHT AISU」として~22:00営業、開催日は変更する場合あり) |
休み | 毎月6・7の付く日休(土・日曜と重なった場合は変動あり) |
席数 | 22席 |
駐車場 | 商店街駐車場を利用 |
【石碾きそば 越水(こしみず)】
戸隠でそば打ちを、名古屋で石臼の技術を学んだ店主が、
その経験をいかし「碾(ひ)きたて、打ちたて、ゆでたて」のそばを提供。
ひき方は、店主いわく「相当の粗碾き」。
美しい細打ちのそばを持ち上げると、うっすらと粒が透けて見えるほど。
すすれば、少しざらりとしながらも、角が立ちきれいに揃ったそばの舌触りが心地よく、また噛むほどに豊かな香りが口いっぱいに広がる。
定番に加え、季節メニューも人気。
春夏秋冬それぞれ4~5種類が登場します。
なお、調理はほとんどを店主ひとりで行なっているため、
提供までに多少時間がかかることもあります。
時間をゆっくりとって訪れて。
Information | |
石碾きそば 越水(こしみず) | |
住所 | 加茂市大字加茂新田字作場10020-2 |
電話番号 | 0256-53-7028 |
営業時間 | 11:00~14:00/17:00~20:00 |
休み | 火曜 |
席数 | 35席 |
駐車場 | 15台 |