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月を愛でながら、込められた風情を味わいたい銘菓|燕市

御菓子処 米納津屋(おかしどころ よのうづや) 本店

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日刊にいがた 2021.09.10公開

御菓子処 米納津屋(よのうづや)は、燕市・弥彦村に計5店舗を展開。看板商品といえば『雲がくれ』。白い部分は「白色みぞれ」、中の黄色は白あんに卵の黄身を合わせて作る黄身あんです。紫式部の歌「めぐり逢いて見しや それとも分かぬ間に 雲がくれにし 夜半の月かげ(月かな)」から、月の風情を黄身あんに、雲を白色みぞれに託して作られました。口に入れると、さくり、のち、ふわり――この食感のコントラストを楽しむうちに、黄身あんのやさしい風味が広がり、気が付くと口の中から消えてなくなっています。なんともはかない…。歌の風情をそのまま表した、実に詩的なお菓子です。

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