猫には、どこか懐かしくてぬくもりを感じる空間が似合う気がします。こちらは五頭山の麓に湧く、開湯1200年の歴史を持つ出湯温泉街の喫茶室。古民家をリノベーションした店内にはジャズが流れ、コーヒーのいい香りが漂います。2018年末のオープン以来、看板猫のいる店として知られていて、現在は2代目のネルがお出迎え。「近くのお宿の迷い猫だったんです。先代のリッキーが亡くなって間もなかったんですが、会って即決断。以前飼っていたリッキーの兄弟のクリスに似ていたんです。ご縁だったんでしょうね」と店主の石川さん。