日刊にいがた
2019.03.13公開
真っ黒でインパクト大の見た目とは裏腹に、やさしい味わいの『ごままんじゅう』(1個102円)。多いときは1日に2000個を販売したこともあるという和泉屋の看板商品だ。明治23年の創業から長きにわたって親しまれる理由は、手間を惜しまない昔ながらの製法にある。まんじゅうの仕込みはなんと毎日深夜0時にスタート。新発田産の良質なもち米「こがねもち」をふかし、小豆を炊き、黒ゴマを炒る。そのすべての工程をお店で行なっているのだ。